大分市大規模火災7日目 避難者の健康管理が課題に インフル対策や炊き出しも

2025年11月24日 20:10更新

大分県大分市で起きた大規模火災は発生から7日目を迎えましたが、家を失った多くの人たちは避難所での生活を余儀なくされています。健康管理も大事となってくる中、避難所の佐賀関市民センターでは23日までに5人がインフルエンザに感染していることが確認されています。

 

 

市の保健所は集団感染を防ぐため希望者に対しタミフルを配布しています。

 

 

◆避難者

 

「やはり予防は大事だと思う」

 

「70代、80代の人は本当に大変」

 

 

 

 

 

一方、こちらは食事の支援です。

 

 

避難所の前に止まっていたのはコープおおいたのキッチンカー。20日の昼食からボランティアで炊き出しを行っています。

 

 

◆コープおおいた スタッフ

 

「姫島漁協の皆さんからもらったタチウオを煮付けにしている。煮付け用に大きいのを持って行ってやるよと漁師さんが言ってくれたので」

 

 

ほかの食事支援の団体が入ることもありますが、コープおおいたでは夕食の際、100食以上の弁当を提供しています。

 

 

◆避難者

 

「感謝。食べられる幸せ、ありがたい」

 

 

また、入浴支援も。

 

 

23日は近くにある老人ホームが避難生活を送る人たちに向け風呂を開放しました。

 

 

◆避難者

 

「5日ぶり。素晴らしい。やっぱり風呂は風呂。気持ちいい」

 

 

佐賀関では今も69世帯108人が避難生活を送っていて施設では、今後も入浴支援を続けていくとしています。

 

 

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