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大分県剣道連盟の会員の女性が男性役員の威圧的な言動で精神的なストレスを受けたとして、損害賠償を求めている裁判で大分地裁は役員の発言など訴えの一部を認めました。
この裁判は県剣道連盟の会員の60代の女性が2023年7月、大分市内で開かれた連盟関係の祝賀会で60代の男性役員に「頭をたたき割るぞ」「土下座しろ」と脅されたなどと訴えているものです。一方、連盟側は発言は女性に向けたものではないなどとして訴えの棄却を求めていました。
16日の判決で大分地裁は男性役員の威圧的な発言は原告の女性に対し向けられたものだったと認定。一方で、男性役員の発言は県剣道連盟とは関係があるとまでは認められないなどとしました。
地裁は訴えの一部を認め男性役員に対し損害賠償として11万円を支払うよう命じました。
県剣道連盟側は「判決文を見ていないのでコメント出来ない」と話しています。