半導体関連の制御盤手掛けるAKシステム 大分市の新工場完成 11月から稼働 由布市から本社移転へ

2025年10月07日 19:40更新

半導体関連の産業向けの制御盤の設計・製造などを行う大分県由布市の会社が大分市に本社工場を建設し、7日、完成式典が行われました。

総事業費およそ12億円を投じて大分市廻栖野に工場を新設したのは「AKシステム」です。

7日は関係者が招かれ、完成を記念した式典が開かれました。

AKシステムは主に半導体関連の産業向けの制御盤や、自動車関連の工場などで使う自動化装置の設計と製造を手掛けていますが、需要の高まりを受けて延べ床面積およそ3600平方メートルの新工場を建設。

これにより製造スペースはおよそ3倍になります。

今後は由布市の工場で主に制御盤を、大分市の新工場で主に自動化装置の製造を行うということです。

◆AKシステム 古手川瑛保社長

「天井高が7メートルで非常に大型の装置製作もできる部分が この工場の強みになると思っている」

また、これに合わせて本社機能も由布市から新工場へ移転するということです。

新工場は11月稼働を始める予定です。

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