市街地がアートに 絵本作家ザ・キャビンカンパニーなどの作品展示「アートフェスティバル」
多様性が尊重される時代を迎える中、教育現場でも大きな動きです。
県内屈指の進学校、大分市の大分上野丘高校で2026年度から私服での登校が許可されることになりました。
全日制の県立高校で私服での登校が認められるのは県内初です。
2026年度から私服での登校が認められるのは大分市の大分上野丘高校です。
全日制の県立高校での私服登校は県内初の取り組みです。
これまでの制服も利用出来ますが、私服でも登校が出来るようになります。私服をどこまで許容するかなどは現在、検討中としています。
高校によりますと26日夕方、保護者にメールで通知されました。
多様性を重視する時代の変化に対応するほか、大分市の中学校でスカートかスラックスかなどを選べる標準服が導入されたことなどを考慮したということです。
◆TOS山路謙成記者
「県立高校で私服での登校が認められることについて街の人はどのように考えているのでしょうか」
◆男子高校生
「個性も見られて友人関係の向上にも繋がるしリフレッシュ、リラックスに繋がるのが私服の良いところ」
◆女子高校生
「前着た服は何だったかなとか、今日来た服でどう思われるかなとか気にしてしまう」
◆50代女性
「学校の個性というか昔から着ているものではあるので、そういうのがなくなるとちょっと寂しい」
◆80代女性
「(制服か私服か)どちらかにした方がいいのではないか、どこまでゆるくしていいか分からない」
また、大分舞鶴高校でも2026年度から男女ともブレザーとスラックスが導入されることになりました。
杵築高校では2025年度から男女どちらの制服でも自由に選ぶことが出来るようになっています。
高校に私服で登校する、この取り組み、街中で意見を聞くと賛否両論ありました。
今後、県内で広がることになるのか注目です。こうした制服を巡る対応は全国で進んでいて学校現場も時代の変化とともに柔軟な対応が求められているようです。