恒例行事「どぶろく」仕込み始まる 10月の祭りに向け約1400リットル製造 大分県杵築市白鬚田原神社
9月23日は秋分の日です。
彼岸の中日にもあたり、大分県大分市の墓地では墓参りをする人の姿が見られました。
こうした中、お供え物の定番にも物価高の影響が出ているようです。
大分市の上野ケ丘墓地公園です。
23日は雨が降ったり止んだりを繰り返す、あいにくの天気となりましたが、こちらでも朝から墓参りに来る人の姿がみられました。
訪れた人たちは花や線香を供え、先祖に思いをはせながら、静かに手を合わせていました。
◆墓参りに訪れた人
「我々2人の健康と子供と孫たちの孫たちの進学などもあったのでそういうことを両親に報告した」
「元気で私たちもこういう風に(墓参りに)来られることが幸せです」
気象台によりますと、今週の県内は曇りや雨の日が続く予報ですが、気温は平年よりも高く、24日の最高気温が30℃以上の真夏日となるところも見込まれるということです。
彼岸のお供え物の定番といえば「おはぎ」です。
大分市三ケ田町にある創業60年近くになる和菓子屋・三木屋本舗にも23日は「おはぎ」を買い求める人の姿が見られました。しかし、ここでも物価高の影響が…
◆三木屋本舗 藤澤和子さん
「材料の高騰から値上げせざるを得ない。やっぱり大変ですよね」
店では2024年12月、おはぎを含む一部の商品をやむなく値上げ。
もち米については仕入れ価格が2024年の1.5倍以上になったということです。
おはぎは1年前よりも10円値上げし、1個160円で販売しています。
ただ、値上げはしたものの、地元の名店の「おはぎ」の人気は変わらず、用意したおよそ2700個は午後には売り切れたということです。