公園の除草業務の委託巡る入札妨害事件に関与 大分市職員2人を停職処分

2025年09月19日 18:20更新

大分市が行った公園の除草業務の委託を巡る入札妨害事件で、市は罰金の略式命令を受けた職員2人を停職の懲戒処分にしたことを発表しました

◆大分市 平松禎行総務部長

「今回の件、誠に申し訳ございませんでした」

19日付けで停職1か月の懲戒処分を受けたのは都市計画部まちなみ整備課の54歳の課長と、上下水道部下水道施設管理課の55歳の政策監です。

2024年、公園緑地課に所属していた2人は、大分市が2024年5月に行った除草業務を委託する指名競争入札で、前大分市議の山本卓矢被告に秘密事項の予定価格を漏らした疑いで書類送検され、9月1日付で罰金の略式命令を受けていました。

2人は市の聞き取りに対して「議員からの申し出を断ることで今後の関係が上手くいかなくなると考えていた」などと話していたということです。

大分市の足立市長は「現在行っている内部調査の結果を踏まえて原因を究明し 再発防止に向けた取り組みを進める」とコメントしています。

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