避難所で超音波検査実施へ 災害関連死の防止に向け県臨床検査技師会と県が協定 大分
石破総理の突然の辞任表明というニュースが7日飛び込んできましたが、一夜明けた8日、日本のリーダーの退陣を県内の政党関係者や街の人はどのように受け止めたのでしょうか。
◆石破茂首相
「この度、私は自由民主党総裁の職を辞することとした」
石破茂総理大臣は7日の会見でこのように述べ、辞任の理由としてアメリカとの関税交渉に一区切りがついたなどと説明しました。
次の総裁選への出馬予定はないとしています。
突然の辞任表明に街の人は…
◆高齢の女性
「(辞任は)ちょっと早いかなと思った。とにかくびっくりした」
◆高齢の男性
「ああやっぱり(辞任か)という感じ。(石破総理は)よかったと思う 一番大きいのは関税」
◆高齢の女性
「タイミング的には少し遅かったかなと思う」
◆30代男性
Q:次の総裁に期待すること
「やっぱり目に見えて国民が実感できる好景気、生活が良くなることを期待する」
県内の政党関係者はどのように受けとめているのでしょうか。総裁選の前倒しを求めていなかった自民党県連の阿部英仁会長は…
◆阿部英仁県連会長
「タイミングが遅かったとは思っていない。石破内閣は賛否両論あった。そういうことが現実にあったがゆえに、こういうことになった。十分に検証して内外の諸課題に対処していける体制をつくってもらいたい」
一方、野党第一党、立憲民主党の吉田忠智県連代表は…
◆立憲民主党吉田忠智県連代表
「遅きに失したと率直に申し上げたい。国民の思いに応える政治が全くできていない。これはひとえに石破首相の退陣の決断が遅れ、自民党内で抗争に明け暮れてきた結果ではないか」
県選出の国会議員の反応です。
石破政権で外務大臣を務める岩屋毅議員は
◆岩屋毅外相
「大変残念。支える力が足りなかったのを申し訳なく思う」
一方、総裁選の前倒しを求める立場を示していた広瀬建議員は「新たな総裁が誰になるにせよ自民党は変わっていかねばならない」と話しています。
また、古庄玄知議員は「新総裁には国民の意見をよく聞いて政策に反映させてほしい。少数与党なので野党とどういう形で連立を組むかにも心を砕いていかないと国民の支持を得られないのでは」と話しています。
自民党は今後、後任を決める総裁選の準備を本格化する予定です。党内では国会議員や全国の党員などで投票する方法を望む声が高まっていて日程は、9月22日に告示、10月4日投開票という案が出ています。すでに一部の議員が名乗りをあげ始めているポスト石破レースの行方が注目されます。