「つながってよかった」特攻隊の資料館閉館1年 所蔵品は神社へ 父の思いを引き継いだ息子
8月15日で終戦から80年です。
戦争の記憶の継承が課題となっていますが、2025年の終戦の日も大分県内では多くの人たちが戦没者への慰霊を捧げ、平和を願っていました。
戦没者がまつられ、毎年、終戦の日に「みたままつり平和祭」を開催している大分市の県護国神社です。
こちらでも正午の時報にあわせて1分間の黙とうが捧げられました。
◆フィリピンで終戦迎えた女性
「家族がみんな亡くなって、ここにまつってもらっている。(戦争が)ずっとなければいい」
戦後80年の節目となる2025年は例年よりも多くの参列者が神社を訪れたということで、中には3世代で参列する家族の姿も見られました。
◆3世代で参列した人
「このような形で参ってくれるということは、(戦死した)私の父も喜んでくれていると思う」
◆孫
「戦争があると、色々な人が死んでしまうから戦争はだめだなと思った」
参列者たちは戦争の悲惨さと平和の尊さをこれからも語り継いでいくことを誓っていました。