大分市 元環境部長を停職6ヶ月の懲戒処分 官製談合事件で罰金100万円の有罪判決

2025年07月25日 12:00更新

大分市のごみ収集業務を巡る官製談合事件で、市は25日、会見を開き、罰金100万円の有罪判決を受けた元部長を停職6か月の懲戒処分にしたと発表しました。

◆大分市 平松禎行総務部長

「今回の件、誠に申し訳ありませんでした」

懲戒処分を受けたのは大分市の元環境部長で、今月22日に官製談合防止法違反などの罪で罰金100万円の有罪判決を受けた池永浩二被告62歳です。

大分地裁の判決によりますと、池永被告は2022年7月に行われた大分市のごみ収集業務の入札で当時の部下と共謀し、受注業者側に予定価格を事前に教え落札させたとされています。

市によりますと、池永被告は控訴しない意向で、この判決が確定する見通しであることから、処分を検討し、停職6か月とすることを決めたということです。

市は「今後は不祥事がないように綱紀粛正の徹底を図っていきたい」と話しています。

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