九州北部地方「観測史上最早」の梅雨明けか? 2022年には大幅な修正事例も 気象予報士が解説 大分

2025年06月26日 19:00更新

27日以降、九州付近には太平洋高気圧、いわゆる夏の空気が張り出しを強める予想です。

 

早ければ九州北部地方では6月中に梅雨明けの発表があるかもしれません。

 

 

気象庁発表の1ヶ月予報によりますと、7月にかけて気温は平年より高い予想、天候は曇りや雨が少ない予想で、

 

大分県ではこの先しばらくまとまった雨はなく、6月中にも梅雨明けの可能性があります。

 

 

もし6月中に梅雨明けすると異例の早さです。

 

過去九州北部で梅雨明けが最も早かったのが1994年の7月1日です。

 

 

つまり、6月に梅雨明けすれば観測史上最も早い梅雨明けとなります。

 

ただ、梅雨入り、梅雨明けの発表は、その時点では確定ではありません。

 

気象庁では9月頃に実際の天候を振り返って梅雨の期間を確定していて、後日修正されることがあります。

 

3年前の2022年も九州北部では6月28日に速報値として梅雨明けが発表されました。

 

 

 

 

 

ところが実際は7月に入ってから曇りや雨の日が多く、9月になってから梅雨明けは7月22日だったと修正されました。

 

ここまでの大幅な修正はこの時が初めてです。

 

2025年はどうなるかはまだわかりませんが、いずれにしてもこの先、真夏のような厳しい暑さが続く予想となっています。

 

 

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