60代男性がロマンス詐欺被害 恋愛感情を抱いた相手から「中国の切手の相場が上がっている」大分
大分県国東市に住む60代の男性が1030万円をだまし取られるSNS型ロマンス詐欺の被害にあっていたことが分かりました。
警察によりますと、国東市の60代の男性は2025年3月、外国人女性を名乗る人物からインスタグラムのメッセージが届きました。
そして、LINEでやり取りを重ねるようになり、男性は恋愛感情を抱くようになったということです。
その後、相手から「外国の切手を購入してオークションに出したら高値で売れて利益が出る」などと言われ、その話を信じた男性は指定された金融機関の口座にATMから現金を振り込みました。
振り込みは13回にわたり、計1030万円に上ったことから、男性が不審に思い、警察に相談したところ、被害が発覚したということです。
警察は「SNSで知り合った相手が儲け話を持ち掛けてくるのは詐欺の手口。お金を振り込む前に家族や警察に相談してほしい」と話しています。