児童がジェスチャーを交えたコミュニケーション学ぶ 手話で演劇を行う俳優たちがワークショップ 大分

2025年06月03日 12:00更新

児童たちが耳が聞こえない人たちとのコミュニケーションの取り方を学ぶワークショップが大分県大分市の小学校で行われました。

 

 

このワークショップは、文化庁が全国の小中学校などで行っているもので、大分市の神崎小学校では3日、全校児童およそ30人が参加しました。

 

 

 

講師を務めたのは手話で演劇を行う「日本ろう者劇団」に所属し、生まれつき耳が聞こえない俳優2人です。

 

 

児童たちは耳が聞こえない人がペンを落としたとき、どう伝えるかなど、ジェスチャーを交えたコミュニケーションの取り方を学んでいました。

 

 

 

 

 

◆小学生

 

「あーって叫んでも聞こえないからちゃんと手話で話すのがいいと思った」

 

 

「ジェスチャーと紙に書くことが大事だと思った。分かりやすく伝わると思う」

 

 

 

日本ろう者劇団は11日、児童たちを前に、手話での狂言を披露する予定で、「理解を深めてもらえれば」と話しています。

 

 

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