4月の有効求人倍率は1.32倍 4か月ぶりに上昇 全国平均を上回る九州・沖縄地方では最高に 大分

2025年06月03日 11:40更新

大分県内の最新の有効求人倍率は1.32倍で、4か月ぶりに前の月を上回りました。

先週、大分労働局が発表した2025年4月の有効求人倍率は1.32倍で、前の月を0.01ポイント上回りました。4月の新規求人数が前の年の同じ月を20か月ぶりに上回り、有効求人倍率は4か月ぶりに上昇しました。また、全国平均の1.26倍よりも高く九州・沖縄地方では最も高くなっています。

産業別では前の年の同じ月と比べて「宿泊業、飲食サービス業」と「医療、福祉」の分野でそれぞれ5.2%上昇したものの、「製造業」で9.4%、「建設業」で2.3%いずれも減少しています。

大分労働局では「有効求人倍率は高水準であり緩やかな持ち直しの動きがみられるが、物価上昇などが雇用に与える影響について注視が必要だ」としています。

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