「百日ぜき」「はしか」感染拡大 「小さい子がかかると重症化」医師会が注意呼び掛け 大分

2025年05月07日 18:00更新

百日ぜきやはしかの全国での感染拡大を受けて7日、大分県医師会が会見を開き注意を呼びかけました。

 

 

百日ぜきは感染症で激しい咳が長く続くのが特徴です。

 

生後2か月以下の子どもはワクチン接種ができないため重症化しやすく、他県では亡くなった例もあります。

 

 

 

 

 

また、はしかは感染力が非常に強い感染症で、発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が出ます。

 

 

全国で感染が拡大する中、県医師会は7日、会見で注意を呼びかけました。

 

 

◆県医師会  石和俊副会長

 

「百日ぜきというのは、小さい子がかかると非常に大変重症化する皆さんに理解していただきたい」

 

 

 

 

 

県によりますと3月末から4月27日までに確認された百日ぜきの感染者は23人です。

 

 

一方で、はしかは4月22日に、県内では3年ぶりとなる感染が確認され、その8日後に2人目が感染していたということです。

 

 

県医師会はいずれも感染予防にはワクチン接種が効果的であり、海外旅行などに行く前に、母子手帳でワクチンの接種歴を確認してほしいと話しています。

 

 

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