高齢の夫婦が“恩返し”4600万円の救急車を贈呈「100歳になったらもう1台寄付する」大分

2025年04月22日 18:30更新

日ごろの活動への恩返しだということです。

 

 

大分市消防局に22日大分県大分市内に住む夫婦から救急車が贈られました。

 

 

大分市消防局に贈られた最新式の救急車です。市の消防では初めてとなる電動ストレッチャーが搭載されていて1台およそ4600万円だということです。

 

 

 

贈ったのは市内に住む首藤傳明さん93歳と英子さん89歳の夫婦です。

 

 

2人は持病によるめまいなどから救急車で運ばれたことがあり「命を守る活動に生かしてもらいたい」という思いから車を贈ることを決めたそうです。

 

 

 

 

 

◆首藤傳明さんと英子さん

 

「最近3~4回、家内が1回救急車にお世話になった」

 

 

「そのお返しとして救急車はどうだろうかと」

 

 

「私は今93歳100歳になったらもう1台寄付する」

 

 

2人の名前から1文字ずつ組み合わせて名付けられた「英傳号」。首藤さん夫婦の思いを乗せて23日から大分市消防局で運用されるということです。

 

 

最新のニュース