豊後高田市の“手厚い子育て支援策”無償の昼食提供スタート 生徒も「とても感謝」「温かい」大分県内初

2025年04月21日 18:20更新

手厚い子育て支援策を打ち出している大分県豊後高田市の県立高校で、21日から無償で昼食の提供が始まりました。

 

 

 

県立高校で昼食を無償提供するのは初めてです。

 

 

豊後高田市では、これまでも高校生までの医療費無償化や中学までの給食費無償化など、手厚い子育て支援策を打ち出していて、県内の自治体で唯一、11年連続で転入者が転出者を上回っています。

 

 

こうした中で、市は高田高校の魅力を向上させ子育て支援を充実させるため、21日から高田高校の希望者に対して昼食の無償提供を始めました。21日のメニューには地元産の野菜も多く使われ、生徒たちはおいしそうに食べていました。

 

 

◆生徒は

 

「久しぶりなので懐かしいです」

 

 

(Q:味の方は)

 

「おいしい」

 

 

「無償で提供していただいてとても感謝したいです」

 

 

「お弁当と違って温かいのでおいしく食べられる」

 

 

 

 

 

◆豊後高田市 佐々木敏夫市長

 

「保護者が子供を産みたいという環境作りを整えていきたい」

 

 

高田高校の昼食メニューは牛乳を除き市内の小中学校で提供される給食と同じ献立となっていて、先週末の時点で全校生徒のほとんどが昼食を申し込んでいるということです。

 

 

豊後高田市は、「栄養バランスのとれた昼食をとることで高田高校の生徒がより勉強などに励んでもらえれば」と話しています。

 

 

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