「スキマ時間でできる副業」との広告から誘導 40代女性が93万円の架空料金請求詐欺被害 大分

2025年04月17日 19:40更新

大分県別府市に住む40代の女性が架空料金請求詐欺の被害にあい、およそ93万円をだまし取られたことがわかりました。

警察によりますと、女性は4月7日、携帯電話でインスタグラムを閲覧中「動画を見るだけで簡単に報酬がもらえる。

スキマ時間でできる副業」という広告に目がとまりました。その広告からLINEに誘導され、日本人女性を名乗る人物とやりとりを始めました。

女性はその人物から「Youtube動画をスクリーンショットしてその画面を送信するだけで報酬が得られる」などと言われ、指示通りに送信したところ、自分の口座に報酬が振り込まれたということです。

さらにその人物から指定されたアプリをダウンロードしたところ、アプリ上で「利益」が出ていることが表示されました。

女性はさらにその人物から「お金を振り込むことで高額報酬が得られる」などと言われ、高額報酬の課題の資金として指定された口座に現金を振り込みました。

その後、女性はアプリ上で「利益が出ていた」ので出金しようとしたところ、「出金手続きに時間がかかり、タイムアウトの罰金が必要」などと言われ、指定された口座に現金を振り込み、合計9回にわたり約93万円をだまし取られる被害にあったということです。

警察は「SNSで知り合った相手からの儲け話は詐欺を疑い、金を振り込む前に家族や警察に相談してほしい」と注意を呼び掛けています。

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