【独自】運動部の顧問務める高校教師 部費を流用 日本代表の教え子の横断幕や別の学校の生徒指導に 大分

2025年04月16日 19:50更新

大分県立高校で運動部の顧問を務める男性教師が不適切な部費の運用や手当を不正に受給していたことがTОSの取材でわかりました。

 

 

関係者によりますと、県立高校の50代の男性教師は2024年6月、顧問を務める運動部の部費を流用して別の高校の卒業生のために横断幕を作りました。

 

 

この卒業生は男性教師が以前勤務していた高校の教え子で日本代表として国際大会に出場したということです。

 

 

また、2024年8月以降、この教師は、不定期で前任の高校の生徒や、入部を希望している中学生などを指導していました。

 

 

その際に使った外部のスポーツ施設の利用料金にも部費を流用したということです。

 

 

 

 

さらに、この教師は別の高校の生徒を指導したにも関わらず勤務する高校の部員を指導したと偽って報告。こうした形で部活動の指導者に県から支給される手当を不正に受け取っていました。

 

 

これらの不適切な部費の流用や手当を不正受給した金額は少なくともあわせて10万円にのぼっています。

 

 

 

教師は「部費などに対しての認識が欠如していた。深く反省している」として今月、部員の保護者に経緯を説明して謝罪したということです。

 

 

県教育委員会は、教師の処分などについて「事実確認を含め今後の対応を検討する」としています。

 

 

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