学校現場でも「カスハラ」対策 保護者から乱暴な言動などで教職員が休職する事例複数 法的措置も 大分

2025年04月10日 18:20更新

学校でも「カスハラ」対策です。カスタマーハラスメントいわゆる「カスハラ」について津久見市教育委員会が対応マニュアルを策定しました。

 

 

 

客からの理不尽な要求や暴言などのカスタマーハラスメントいわゆる「カスハラ」は深刻な社会問題となっていて、企業や自治体も対策に乗り出しています。

 

 

こうした問題は教育の現場でも…

 

 

津久見市教育委員会によりますと市内の小中学校ではこれまでにも子どもへの指導を巡って教職員が保護者から乱暴な言動を受けるなどの問題が起きています。

 

 

2024年は、こうしたことが原因で教職員が休職する事例が複数発生したということです。

 

 

 

 

 

教師の人材確保が問題となる中、教職員を守ることは、子どもたちの学びを守ることにつながるとして教育委員会は4月、カスハラ対応マニュアルを策定。

 

 

時間拘束型や暴力型などの分類ごとに対応例を示したほか、学校運営に支障がある場合は市の顧問弁護士に相談して法的措置をとるとしています。

 

 

津久見市教育委員会は「学校環境を良くする意見はこれまで通りいただきたいが、過度なクレームなどに対しては毅然と対応したい」とコメントしています。

 

 

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