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高騰が続くガソリン価格についてです。先週、県内のレギュラーガソリンの平均販売価格は2023年9月以来の190円台でしたが、2日発表された価格もほぼ横ばいの状態です。
製油所があるにもかかわらず、大分は全国の中でもどうして高値なのか、価格が非表示の店が多いのはどうしてなのか、そんな疑問を多くのガソリンスタンドが加盟する県石油商業組合に聞きました。
石油情報センターによりますと、3月31日時点の県内のレギュラーガソリンの平均販売価格は、1リットルあたり189.9円で前の週より0.1円安くなりました。
先週は2023年9月以来の190円台となりましたが、ほぼ横ばいで推移しています。
来週について、石油情報センターは政府の補助金が増額されるものの、原油価格の上がり幅が上回るとして値上がりを予想しています。
こうした中、県内のガソリンスタンドで多く見られるのが、店頭での価格の非表示です。
不透明で高値の要因になっているという声も聞かれます。
なぜ価格を表示しないのか?県内300店以上のガソリンスタンドが加盟する県石油商業組合に聞きました。
◆県石油商業組合永岡壯三理事長
「1つの価格を表示するということが難しいことが表示をしない理由になっているのではないか」
永岡壯三理事長が考えられる理由として挙げたのが、店が様々な価格設定をしていることです。
現金やクレジットカードなど支払い方法や会員登録の有無で異なる価格設定をしていて、店の看板に1つの価格を表示するのが難しいということです。
しかし、これは他県も同じ状況ではないのでしょうか。
◆県石油商業組合永岡壯三理事長
「それはよくわからないが、あとは周りの雰囲気だとか、いろいろあるかもしれない」
価格の表示は義務ではないものの、県は組合に対し、表示を行うよう協力を依頼。
組合としても、会員の店舗に周知しているということです。
2日発表されたレギュラーガソリンの平均販売価格は大分は全国で7番目の高値でした。
全国4番目は長野県でしたが、ここでは2025年2月、ある疑惑が浮上しました。
複数のガソリンスタンドで店頭表示価格を事前に調整するいわゆる「カルテル」の疑いです。
組合に公正取引委員会が立ち入り調査に入り、長野県が報告を求めています。
永岡理事長は、大分県では価格の事前調整は「聞いたことがない」とした上で、次のように話しました。
◆県石油商業組合永岡壯三理事長
「長野県はどちらかというと表示をしてるのが多い県だと、今回の件で聞いた。なので非表示と談合カルテルの話が直接関係してるということは私どもには認識は今ない」
ほかにも、多くの人が気になっているこんな疑問も聞いてみました。大分には九州で唯一、製油所があるのになぜガソリン価格が高いのか?輸送コストが抑えられ、他県よりも安くできそうですが…
◆県石油商業組合永岡壯三理事長
「中山間地域が多いとか、そういうところが原因ではないかと思っている」
販売量が少ない中山間地域の店では採算をとるために、価格を高めにせざるを得ず、そうした経営的に苦しい店が大分には多いといいます。
そのため、製油所が近くにあっても平均販売価格は高くなってしまうということです。
全国的に見ても高値の大分のガソリン価格。
物価高の影響が長引く中、消費者の疑問に答えることが今後も必要だといえそうです。