1月の有効求人倍率1.36倍 3年7か月ぶりに判断を引き上げ「緩やかな持ち直しの動きがみられる」大分

2025年03月21日 11:00更新

大分県内の最新の雇用情勢について、大分労働局は「緩やかな持ち直しの動きがみられる」として、判断を3年7か月ぶりに引き上げました。

3月、大分労働局が発表した県内の2025年1月の有効求人倍率は前の月から0.02ポイント減少し、1.36倍でした。

前の月を下回るのは2か月ぶりですが、引き続き高い水準が続いているということです。

また、ここ半年で新規求人が回復傾向であることなどから、大分労働局は「緩やかな持ち直しの動きが見られる」と2021年6月以来、3年7か月ぶりに判断を引き上げました。

ただ、「物価上昇などが雇用に与える影響について注視が必要」としています。

一方、産業別の新規求人数は、前の年の同じ月と比べて多くの産業で減少し、「卸売業・小売業」が-18.3%、「製造業」が-11.4%などとなりました。

ただ、大分労働局は「全般的に人手不足の状況は続いている」と話しています。

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