「感染性胃腸炎」患者数 大分県が全国最多に 前週から減少も依然警報続く

2025年03月12日 18:20更新

大分県内では引き続き、ノロウイルスなどが原因の感染性胃腸炎が猛威を振るっていて、県は注意を呼び掛けています。

 

 

 

県によりますと、感染性胃腸炎について3月9日までの1週間で県内36の医療機関から1医療機関当たり21.44人の感染が報告されました。

 

 

前の週からは減少したものの、依然として警報が発令されています。

 

 

保健所別で見ると、最も多いのが大分市で35.36人。次いで東部が26.43人北部が15.17人などとなっています。

 

 

また、国立感染症研究所によりますと3月2日までの1医療機関あたりの患者数は都道府県別で大分県が全国で最も多くなっています。

 

 

 

 

 

こうした中で、県は先週、由布市湯布院町の旅館「由布院 玉の湯」で集団食中毒が発生していたことを発表しました。

 

 

食事をした人や調理担当者からは、 ノロウイルスが検出されています。

 

 

ノロウイルスにはアルコール消毒が効きにくいため、県は、調理や食事の前に石けんでしっかりと手を洗うよう呼び掛けています。

 

 

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