「議会のことをよく知らない」という声も 大分市議選 市民の政治参加が課題 投票率は減少続く
消しゴムを使って制作した版画の作品展が大分県由布市で開かれています。テーマはプロレスです。
「燃える闘魂」アントニオ猪木さんや葉巻を持つジャイアント馬場さん。往年の名レスラーを独特のタッチで表現した作品の数々は消しゴムを削って作られた版画なんです。
制作したのは90年代を代表するコラムニストで消しゴム版画家のナンシー関さんです。
ナンシー関さんの作品は週刊誌などに掲載され芸能人などを鋭く批評するコラムと、ユーモラスに描いた消しゴム版画が人気に。
2002年に39歳の若さで亡くなった後も多くの人に愛されています。
作品展はナンシー関さんが好きだったプロレスをテーマにしていて版画などおよそ200点が展示されています。
このほか版画の制作に実際に使われた消しゴムの一部も販売されています
◆CAFE LA RUCHE伊藤剛好代表
「若い子たちにとっても面白く刺 激的じゃないかと思うので幅広い世代の人に来てもらいたい」
また現在、ナンシー関さんの5000点以上の貴重な作品を3Dスキャンしてデータで後世に残すプロジェクトが進んでいます。
クラウドファンディングはこれまでに900人以上から、1200万円以上の寄付が集まっています。
◆ナンシーさんの友人でプロジェクトの発起人、望月秀城さん
「辛口と評されることはよくあるが、奥底に必ず愛というかリスペクトが込められているように思えて、それが書かれている人もよく分かったんじゃないか」
ナンシー関さんの作品展は3月11日まで由布市湯布院町のCAFE LA RUCHEで開かれています。