中津市の食肉加工会社「4度目の行政処分」加熱が必要な製品を調査した結果、すべてで基準を満たさず

2025年01月31日 18:40更新

4度目の行政処分です。

 

大分県中津市の食肉加工会社が牛のレバーなどの製品を十分に加熱せずに製造・販売していたことが新たに分かり、県から再び行政処分を受けました。

 

 

31日付で県から製品の回収と販売禁止の行政処分を受けたのは中津市にある食肉加工会社「Meフードシステム」です。

 

 

 

この会社の社長は牛のレバーなどの製品を十分に加熱せずに販売したとして食品衛生法違反の罪で起訴され2024年12月、罰金100万円の略式命令を受けています。

 

 

これを受けて県が賞味期限が1月以降となっている加熱が必要な製品を調査した結果、すべてで基準を満たしていなかったということです。「Meフードシステム」への行政処分は4度目で、今回、回収と販売禁止になった製品は牛や豚、鶏のレバーハムなど5つで少なくとも3万3000キロに上っています。

 

 

製品は関東や近畿、九州を中心に流通していて、県では会社に対してすみやかに消費者への周知と回収を進めるよう求めています。

 

 

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