「くらしの中の竹工芸展」表彰式 人間国宝・岐部正芳さんによる特別賞も 大分

2025年01月27日 18:30更新

全国から寄せられた竹工芸品のコンテストが行われ27日、大分県別府市で表彰式がありました。

 

 

 

この「くらしの中の竹工芸展」は竹細工の魅力を広めようと1964年から別府市で毎年開催されています。

 

 

2025年は県の内外から竹工芸品91点の応募があり、入賞作品11点の表彰が行われました。

 

 

また、今回から九重町の竹工芸作家で去年、人間国宝に選ばれた岐部正芳さんによる特別賞が設けられ2025年は、別府市の一木律子さんの「春の文箱」が見事に受賞。

 

 

箱のふたに編み込まれた模様の美しさや繊細さなどが評価されたということです。

 

 

 

 

 

◆人間国宝 岐部正芳さん

 

「大分では若い人たちの活躍が目立っていて、それをどうしても後押ししたかったので1つ新しい賞を(中抜き)提案することにした」

 

 

「今の勢いを作品に取り入れてもらえるといい」

 

 

◆竹工芸作家 一木律子さん

 

「まだまだこれからも(岐部さんに)ご意見頂いたことを自分なりに頑張って形にしていければ」

 

 

入賞作品は28日から2月16日まで別府市の竹細工伝統産業会館で展示されています。

 

 

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