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1人前の警察官を目指して初任科生たちが鍛錬を積む大分県警察学校の授業が初めて公開されました。
大分市福宗の県警察学校には、2025年1月末に卒業を迎える初任科生29人が在籍しています。
県警は24日初めて授業を公開し、交番を想定した建物で初任科生が一般人に扮した教官から道を聞かれうまく対応出来るか実習が行われました。
そしてこんな授業も。
◆初任科生
「停まってください」
「携帯持ちながら電話しながら運転していたので停めさせてもらった」
「危ないので一回、自転車から降りてもらって」
◆通行人役
「自転車携帯ダメなん?」
◆初任科生
「ダメなんですよ」
11月から厳罰化された自転車の「ながらスマホ」に対する指導です。初任科生たちは真剣な表情で取り組んでいました。
◆県警察学校 初任科村田千紗巡査
「いざ実習となると、思った以上に言葉が出なかったりとか難しいところがたくさんあった」
◆県警察学校 初任科工藤晴祈巡査
「犯人に対しては強くて、県民や市民に対しては優しく出来るような強くて優しい警察官になりたい」
初任科生たちは、卒業後に県内各地の警察署に配属されるということです。