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2025年4月から大分県豊後高田市内の高校で昼食を無償で提供するため、準備に必要な費用を盛り込んだ補正予算案が18日の市議会で可決されました。
豊後高田市は2025年4月から市内にある県立高田高校で、希望者に対し、昼食として学校給食センターで作る給食を無償で提供する方針です。
これについて、18日の市議会で必要な食器の購入やセンターの機械の改修にかかる費用、およそ1100万円を盛り込んだ補正予算案が可決されました。
豊後高田市では、すでに小中学生の給食費や高校生までの医療費が無料となっていて高校で給食の無償化が始まれば、県内で初めてとなります。
◆佐々木敏夫 豊後高田市長
「もうここまできたら給食まで0歳児から高校生まで一切金がかからない方法にいくかと」
市は今後、具体的な提供方法を検討し2025年3月の市議会に実際の給食の提供費用を盛り込んだ予算案を提出する方針です。
さて、こうした給食の無償化の動きは他の自治体でも広がっています。
県教育委員会によりますと、県内の公立の小中学校で両方とも無償化となっているのは、豊後高田市、宇佐市、日田市、豊後大野市、姫島村の5つの市と村です。また大分市では中学校のみ給食が無償となっています。
ほかにも条件付きで無償化している自治体もあります。
別府市では第3子以降、そして、中津市では第2子以降について小中学校の給食を無償としています。