別府でタクシー会社8社合同「日本版ライドシェア」開始 タクシー不足解消へ 大分県内初
観光地でのごみの散乱が問題となっている大分県由布市でごみのポイ捨てや路上喫煙などを禁止する条例が、13日市議会で可決されました。
国内有数の観光地、由布市湯布院町の湯の坪街道、平日でも観光客でにぎわう一方で道路脇にはごみが。
市によりますと、新型コロナの5類引き下げ以降、観光客の増加に伴い散乱するごみが問題となり市に苦情が相次いでいました。
これを受け、市は「重点地域」でのごみのポイ捨てや路上喫煙などを禁止する条例案を市議会に提出。そして13日、全会一致で可決されました。
「重点地域」には湯の坪街道周辺が指定される見込みで違反した場合には2000円の過料を科す方針です。
また、飲食店に対してもゴミ箱を設置するなど対策を求めていて従わない場合は5万円の過料を科すことにしています。
これに伴い事業者へ配布するごみ箱の費用や喫煙所の設置費用など、およそ400万円を盛り込んだ補正予算案も13日可決されています。この条例は2025年4月1日に施行されます。