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大分県大分市で起きた時速194キロの車による死亡事故などで適用の難しさが浮き彫りとなった危険運転致死傷罪について、法務省の検討会が報告書案を公表しました。
大分市で2021年に起きた時速194キロの車による死亡事故などにより、危険運転致死傷罪の要件が明確でないことが課題として浮き彫りとなりました。
そのため、法務省の有識者検討会が法改正に向けた議論を行っていて、 13日は意見を取りまとめた報告書の案を公表しました。
それによりますと、「危険運転」を適用する具体的な基準について、高速度の運転については道路での最高速度の2倍や1.5倍とするなどの意見が示されました。
また、飲酒運転でも呼気のアルコール濃度による数値基準を定める案が示されています。
検討会では最終的な報告書をまとめ次第、法務省に提出する予定です。