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大分県別府市のJR東別府駅で11日、ドアが開いた状態で列車が動き出すトラブルがありました。
けが人はいなかったものの、運転士は会社に対し、トラブルの報告をしなかったということです。
トラブルが起きたのはJR日豊本線の東別府駅に停車していた上りの3両編成の普通列車です。
JR九州によりますと、11日午前8時半ごろ、ドアが開いたまま列車が前方におよそ8メートル動きました。
およそ150人が乗っていて、東別府駅では1人が降り、5人が乗車しましたが、動いた際に客の乗り降りは無く、けが人はいませんでした。
運転士は当時、発車しようとしていましたが、列車のドアを閉めることを忘れていました。
ドアが開いた状態では加速できないものの、線路が緩やかな下り坂だったため、ブレーキを緩めた際に列車が動いたということです。
列車の乗員はこの運転士1人で、会社に対して報告はせず、JR九州はこの日の午後に乗客からのメールでトラブルを把握しました。
運転士は「1~2メートル程度しか動いていないと思い、客の乗り降りもなかったので、問題ないと思った」と話しているということです。
JRは「運転士に対する指導を徹底し、再発防止に努めていく」とコメントしています。