広瀬建議員も初登院「一歩一歩多くのことを勉強しながら」衆院選受けて召集 大分
27日、投票と開票が行われた衆議院議員選挙。
NNNなどが行った出口調査やTOSの取材の結果、大分2区は衛藤征士郎氏が落選となっています。
◆衛藤征士郎氏
「現職として挑戦することは、私の責務として認識していた。 挑戦せずして皆さんが積み上げてくれた政治力を放り出すわけにはいかないという覚悟があった。当初から明らかだった厳しい情勢の中、支えてくれた皆さんひとりひとりに感謝感謝。敗北の責任は全て私の努力不足。みなさんの期待に応えられなか ったことをお詫びする」
今回の選挙を自身の集大成と位置付けていた衛藤氏。1971年に29歳の若さで大分県玖珠町の町長に当選し、政治家の道へ。その後、半世紀近く国会議員を務めてきました。
しかし、派閥の政治資金を巡る問題では1070万円の政治資金報告書への不記載が明らかに。
自民党の公認は得ることができたものの、厳しい選挙戦となっていました。
出陣式では、党の役職停止の処分を受けたこの問題について説明し謝罪。その上で、国会議員47年の実績を訴えるとともに、高齢者の代表として送り出してほしいと支持を求めていました。
◆衛藤征士郎氏
「47年、国会の歴史、国会の流れを身をもって体験し、現場に直面してきた。この貴重な体験、 国政のことをこれからも語り継ぎ、よりよい政治に生かしていかねばならないという体験者と しての務めをこれからも果たしていきたい」