高崎山でサルの個体数調査始まる 適正管理が目的 大分
24日午後0時30分ごろ、大分県宇佐市の駐車場で大分県警の30代の警察官が拳銃を誤って発砲しました。けが人はいません。
拳銃を誤って発砲したのは県警本部の刑事企画課機動捜査隊に所属する30代の男性巡査長です。
警察によりますと当時、この男性巡査長を含む複数の捜査員がオレオレ詐欺未遂事件の捜査をしていました。
宇佐市江須賀にあるJR柳ヶ浦駅近くで、犯人をおびき出して逮捕する「だまされた振り作戦」を実施していて、現金の受け取り場所に容疑者の男がやってきました。
しかし、男は現場から逃走し、線路内に侵入したことから、男性巡査長が拳銃を取り出して止まるよう求めたということです。男は逃走を断念し、現金の受け取り場所から直線距離で約150m離れた駐車場で詐欺未遂の疑いで現行犯逮捕されました。
男を逮捕した後、男性巡査長は取り出した拳銃を収納する際に安全確認が不十分のまま操作したため、地面に向けて誤って発砲したということです。
大分県警の羽田優一刑事企画課長は「拳銃の取り扱いについては安全管理を徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。
なお、大分県警では別の30代の男性巡査長が拳銃などを放置したとして、23日付けで減給の懲戒処分を受けています。