【衆院選大分1区】無所属現職に自民、共産、参政の新人が挑む県都の戦い

2024年10月15日 20:45更新

衆議院議員選挙が15日、公示されました。県内では3つの小選挙区に合わせて10人が立候補しました。

大分1区は、合併前の大分市が選挙区となっていて、有権者数は、14日時点で38万4926人となっています。

大分1区に立候補したのは、

届け出順に、自民党・新人の衛藤博昭候補。

参政党・新人の野中しんすけ候補。

共産党・新人の山下魁候補。

無所属・前職の吉良州司候補

以上の4人です。

◆自民党・新人 衛藤博昭候補

「人口減少、少子高齢化が進む中で、しっかりとそれに歯止めをかける基盤を作る。補助金のばら撒きではなくて、しっかり強い産業力を地域に作っていく」

「何よりも今まず大切なのが政治改革です。政治の信頼を回復していく必要があります」

自民党・新人の衛藤博昭候補は、公明党の推薦を受けていて、父は参議院議員の衛藤晟一氏です。

自身も4人の子どもを持つ父親であることから、子育て世帯への手厚い支援や東九州新幹線の早期実現などを訴えています。

◆参政党・新人 野中しんすけ候補

「子どもたちにいい日本を残していきたいという思いを持って私も今立ち上がっている」

「この政治を変えていかなければ子どもたちの未来は絶対に変わらない」

ユーチューバーとして活動している参政党・新人の野中しんすけ候補は、少子化対策として子育て支援の充実などを訴えています。

また、SNSを駆使して若い世代へも投票を呼び掛けていくということです。

◆共産党・新人 山下魁候補

「私は第1に家計を温めて暮らしに安心ができる。そうした政治にチェンジを目指します」

「まずは時給1500円以上の最低賃金を実現させる」

「大切な税金はミサイルに使う のではなく、私たちの暮らし子 供たちの未来のために使わせま しょう」

今回が12回目の国政挑戦となる共産党・新人の山下魁候補。消費税の減税を始め労働者の賃金アップや年金や医療、介護の充実を主張しています。

また、防衛費の増大に懸念を示し平和な暮らしの実現などを訴えています。

◆無所属・前職の吉良州司候補

「生活者主権の国作り、将来世代優先の政治、国民一人一人の幸せ感を追求する政治」

「今国民がまさに悲鳴を上げている物価高に対する根本的な解決策を訴えていく」

7回目の当選を目指す無所属・前職の吉良州司候補は前回同様、自身の後援会を中心に選挙戦を展開。連合大分が推薦しているほか、立憲民主党県連などが支援しています。

一部の業界を優先する政治を批判し、さらに政治家の世襲についても反対しています。

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