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文化の秋にまつわる話題をお伝えします。大分県別府鶴見丘高校の文化部「放送部」は、2024年夏の全国高校総合文化祭のアナウンス部門で優秀賞を受賞するなど活躍しています。
放送部というと、校内放送を担当したり、アナウンスや発声練習などをするイメージですがそれだけではありません。意外と知られていない?放送部の世界を取材しました。
市内有数の進学校、別府鶴見丘高校。バレーボール部など運動部の活動も盛んですが今回、注目したのは放送部。
早速、部室を覗いてみると、練習に励む部員の姿がありました。
Qこの部活の魅力を教えてください
◆部長・宮脇麻萌さん
「全員仲が良いところ。先輩後輩の敬語を使ったりとかはあるんですけど、みんな和気あいあいと指摘しあってる雰囲気」
そんな別府鶴見丘の放送部は、現在、部員16人。県大会での上位入賞や全国大会出場を目指して日々取り組んでいます。
◆1年生・戸次菜々子さん
「この竹垣に竹立てかけたのは竹立てかけたかったから竹立てかけたのです」
◆副部長・西原悠生さん
「この竹垣に竹立てかけたかったのは…#!%#$&$%&」
「ちょっとダメです…笑」
そんな、難しい早口言葉もスラスラ言えるようにと日頃から基本となる発声練習は欠かせません。ただ、それだけじゃないんです。
こちらの放送部では実は発声練習だけではなく体幹トレーニングを取り入れているといいます。
声の幅をより広げるために、腹筋などを鍛える体幹トレーニングを週に1回行っているそうです。
◆1年生・吉野萌々さん
「姿勢がよくなって、声の通りがよくなると思います」
日々のトレーニングが実を結び、2024年夏の全国高校総合文化祭、いわば文化部のインターハイではアナウンス部門で優秀賞を獲得しました。
◆優秀賞・田中梨菜さん
「家族も応援に来てくれてたんで結果が出せて良かったなと思いました」
ちなみに放送部と聞くと、人前やマイクの前で喋るというイメージが強いと思いますが、実はこんな活動も…。
◆副部長・田嶋桜香さん
「放送部には読み班と機材班があって私が所属している機材班ではVTRの制作も行っています」
この日は、中学生に向けた学校紹介のVTRを制作。ほかにも大会や文化祭など様々な場面で撮影から編集まで全てを手掛け、作品を披露しています。
◆2年生・菅原奈緒さん
「文字とかを動かしたりアニメーションとかつけたりするのが楽しいと思います」
そんな部員たちを指導するのが、顧問の村上聡子先生です。
赴任した高校を次々と強豪校へと成長させる勝利の請負人として全国でも有名な先生なんだそうです。
生徒1人1人ときっちりと向き合い細かな指導を心掛けている村上先生。
定期的に放送部の研修会や夏の合宿などを開催して、指導者もそして生徒たちも技術を磨いています。
◆村上聡子先生
「その子が3年間の中で何を学んで卒部できたかというところを大事にしたい。そこをサポートしていければなと思っています」
顧問からの手厚いサポートを受けながら日々成長を続ける別府鶴見丘高校放送部。
これからのさらなる活躍に注目です。