初の900円台 県内の最低賃金954円に 過去最大の引き上げ幅も全国平均には依然届かず 大分

2024年10月04日 11:45更新

5日から大分県内の最低賃金は時給954円となり、初めて900円台となります。

 

 

2024年8月、県内の最低賃金について議論を進めてきた審議会は現在の899円から954円とするよう大分労働局に答申しました。

 

 

引き上げ幅は55円となり、これは過去最大です。

 

 

その後、この金額となることが正式に決定し、5日から県内の最低賃金は初めて900円台となります。この金額はパートやアルバイトなどを含む県内全ての労働者に適用されます。

 

 

 

 

国は中小企業などの賃金引き上げを支援する助成金や補助金を設けていて、大分労働局でも相談を受け付けているということです。

 

 

なお、改定後の最低賃金は全国平均では1055円となっています。

 

 

最も高い東京都と比べると、大分は209円低く、最も低い秋田より3円高くなっています。

 

 

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