8月の有効求人倍率1.35倍 全国平均上回り高水準続くも…「改善の動きにやや足踏み感がみられる」大分

2024年10月02日 11:10更新

2024年8月の県内の有効求人倍率は1.35倍で、引き続き、高水準となりました。

大分労働局によりますと、県内の8月の有効求人倍率は1.35倍で、前の月を0.04ポイント上回りました。

上昇は2か月連続です。

全国平均の1.23倍を大きく上回っていて、引き続き、高水準が続いています。

ただ、大分労働局は「高水準は続いているものの、改善の動きにやや足踏み感がみられることから、物価の上昇などが与える影響について、注視が必要」としています。

一方、産業別の新規求人数をみると、宿泊業・飲食サービス業では前の年の同じ月と比べ、32.7%減少しました。

大幅な減少となった理由について、労働局は「去年の同じ時期は新型コロナの5類引き下げ後、初めての夏休みで、企業が新規雇用に積極的だったため」と話しています。

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