「危険運転致死罪の成立」が争点 検察が立証目指す「制御困難」「妨害運転」とは 大分時速194キロ事故
8月の台風10号の影響で被災し通行止めが続いている高速道路で、30日、復旧工事の現場が報道陣に公開されました。
◆梅田雄一郎記者
「通行止めが続いている高速道路です。この脇にある山の斜面が台風の影響で崩れ今、復旧工事が着々と進められています」
台風10号の影響で臼杵市で山の斜面が崩れ、東九州自動車道の臼杵インターチェンジと津久見インターチェンジの間では、現在も通行止めが続いています。
こうした中、復旧に向けた工事が報道陣に公開されました。
崩れた山の斜面にコンクリートを吹き付ける工事は完了していて、現在は鉄筋を入れて斜面を補強する工事が行われています。
◆NEXCO西日本大分高速道路事務所 立木英明所長
「一日でも早く通行止めが解除できるように鋭意、作業を進めてまいりたいと思います」
一方、こちらはけさの臼杵市内の国道です。
高速道路の通行止めの影響で臼杵市内の国道502号は、臼杵インターを降りて津久見方面に向かう車が多く利用するため、朝と夕方の通勤時間帯と帰宅時間帯は特に交通量が多く、渋滞が発生しています。
◆近所の人
「毎日すごく渋滞していて通勤の人は大変だと思う」
「一日も早く工事が終わって通れるようになれば、この渋滞もなくなると思います」
NECCO西日本によりますと東九州自動車道の復旧工事は、11月まで続く見込みだということです。