交通事故遺児に寄付金 入学や卒業の祝い金などに JA共済連大分が20年前から行う
8月行われた日出町の町長選挙で当選した安部徹也氏が5日、役場に初登庁し抱負を語りました。
また、町内で計画されているイスラム教徒向けの土葬墓地については建設に反対の立場で土地の売却手続きを停止する方針です。
日出町の安部徹也新町長は5日朝、役場に初登庁し職員から拍手で出迎えられました。
8月行われた日出町長選挙で現職を破って初当選した安部町長。
選挙で注目されたのがイスラム教徒向けの土葬墓地問題です。
別府ムスリム教会が日出町南畑の町有地に整備を計画しているもので、町は条例で定める基準に適合すると判断し土地の売却に向けた手続きを進めていました。
しかし・・
◆安部徹也町長
「私自身は土葬墓地については議員の時代から問題があると指摘してきた。同じ姿勢でこの土葬墓地については反対の姿勢を貫く。今後、国・県と協議をしながら解決に向けて活動していきたい」
安部町長は水源地などに影響が無いことに科学的な根拠が無く、これまでの手続きにも問題があるなどとして反対の立場です。そのため、土地の売却手続きは停止する方針です。
安部町長の任期は9月5日から4年間、土葬墓地を巡る今後の動きに注目です。