「幻覚や、視界から人が突然消えたり…」VRで認知症の視点を体験 大分県内に推定6万4000人以上

2024年08月22日 18:50更新

大分県別府市で認知症の症状を当事者の視点で体験するイベントが行われました。

 

 

これは認知症の人にも優しい地域を作ろうと別府市社会福祉協議会が行ったものです。

 

 

 

22日は地元の住民およそ20人が参加しました。

 

 

◆TOS渡辺一平記者

 

「では私もVRゴーグルをつけて体験してみます」

 

 

イベントではVRゴーグルなどをつけて幻覚が見えたり、視界から人が突然消えたりするといった認知症の症状を参加者が体験しました。

 

 

◆TOS渡辺一平記者

 

「カーテンが揺れています。これも幻覚なのでしょうか」

 

 

その後、参加者はグループで話し合い、認知症の当事者を否定せずに、寄り添いながらストレスを与えないことが重要だと学んでいました。

 

 

 

 

◆参加した人は

 

「もし認知症の人と出会ったら自分がどうすればいいのか少しわかった」

 

 

県によりますと、2020年の時点で県内の認知症の高齢者は6万4000人から6万7000人と推定されています。

 

 

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