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大分県内の最低賃金が時給954円になる見通しとなりました。
過去最大の引き上げ幅で、初の900円台となります。
現在の県内の最低賃金は899円で、全国平均よりも105円低く、最も高い東京と比べると200円以上の差があります。
また、最も低い岩手県との差はわずか6円です。
こうした中、国の審議会は7月、今年度の最低賃金について全国平均で時給を1054円とする目安を示し、大分県の引き上げの目安は50円となっていました。
県内の最低賃金について議論を進めてきた審議会は9日、現在の899円から55円引き上げ、954円とするよう大分労働局に答申しました。
引き上げ額は過去最大で、初の900円台となります。
新しい最低賃金は、早ければ10月5日から適用される見通しです。