大分県内の児童虐待の相談件数 2年連続1000件超

2024年07月19日 17:30更新

2023年度、大分県内の児童相談所に寄せられた児童虐待の相談件数が19日、発表されました。

2年連続で、1000件を超えています。

県によりますと、2023年度、県内の児童相談所に寄せられた児童虐待に関する新規の相談件数は1006件でした。

前の年の数からほぼ横ばいで推移し、1000件超えは2年連続です。

最も多かった相談は家庭内での暴力を子供の前で見せるなどの心理的虐待で589件でした。

こうした中、県は2023年1月、中津市で起きた母親が当時7歳の娘を殺害した事件を受けて、相談に対応する職員の数を増やすなど体制を強化しているということです。

県は虐待に関して気になることがあれば各市町村や最寄りの児童相談所に繋がる電話番号「189」への連絡を呼び掛けています。

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