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秘密文書を自分の車などに隠し持っていたとして大分県の陸上自衛隊湯布院駐屯地は12日、隊員3人の懲戒処分を発表しました。
12日付けで、懲戒処分を受けたのは湯布院駐屯地の第2特科団に所属する1等陸曹とその上司など3人の男性隊員で、処分はそれぞれ停職3か月や減給などとなっています。
陸上自衛隊によりますと、1等陸曹は2021年12月ごろからのおよそ半年間、必要な手続きをせずに秘密文書を所有する車や職場の個人ロッカーに隠し持っていました。
1等陸曹は「登録手続きが間に合わないと思い、不適切な取り扱いをしてしまった」などと話しているそうです。
文書の流出はなかったということです。
陸上自衛隊湯布院駐屯地は「再発防止に向け教育及び指導を徹底してまいります」などとコメントしています。
一方で、第2特科団の2等陸佐は、22年3月から6月までの間、秘密文書の保管状況に関する点検を怠り、1等陸曹に対する指導が不十分だったなどとしています。