大分県に線状降水帯発生の恐れ 大雨災害の危険度が急激に高まる可能性 JRの一部特急列車で運休も

2024年06月28日 06:10更新

県内では28日午前中にかけて線状降水帯が発生する恐れがあり大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。
昼前にかけて土砂災害に警戒が必要です。

大分地方気象台によりますと、低気圧や梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が非常に不安定となっています。
このため県内では28日午前中にかけて線状降水帯が発生するおそれがあり、災害の危険度が急激に高まる可能性があるということです。

28日予想される1時間雨量は多いところで30ミリ、あすの午前6時までに予想される24時間雨量は多いところで80ミリとなっています。


 

◆TOS児玉直輝記者
「中津市の本耶馬渓公民館に来ています。現在こちらでは避難所 が開設されていて10人以上が 一夜を過ごしています」


中津市や日田市は公民館や小学校などに避難所を開設していてあわせておよそ1万8000世帯に高齢者等避難を発令し避難を呼びかけています。

また、日田市内の小中学校合わせて15校が28日休校を決めています


 


交通にも影響が出ています。JR九州は28日九州横断特急など一部の特急列車を運休することを発表しています。

線状降水帯が発生した場合は局地的にさらに雨量が増える恐れがあるとされています。

28日昼前にかけては土砂災害に警戒してください。

 

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