日米共同訓練 県が情報開示など国へ要請 7月から日出生台演習場で実施

2024年06月27日 18:30更新

陸上自衛隊とアメリカ海兵隊による日米共同訓練が、7月から大分県の日出生台演習場で始まるのを前に、県は27日、国へ訓練に関する情報を早期に開示することなどを要請しました。

国内最大規模の日米共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」は、7月28日から8月7日まで国内5か所で行われます。

日出生台演習場では陸上自衛隊と沖縄駐留アメリカ海兵隊であわせておよそ4000人が参加する予定です。

訓練を前に、27日尾野副知事は福岡市の九州防衛局で国へ要請を行いました。日出生台では、すでに2025年1月から3月までの間に沖縄駐留アメリカ軍の実弾射撃訓練が予定されています。

◆小野副知事

「実弾射撃を伴う大きな訓練が年(間)に2回あるということは生活に非常に支障があるということを申し上げ理解いただきたいと」

要請書では、訓練に関連した適切な情報開示や地域の安全確保のため事故防止を徹底することなどを求めています。

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