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40年ぶりに村のトップが変わることになります。
現在10期目の大分県姫島村の藤本昭夫村長が27日、今期限りで引退する意向を表明しました。
県の北東部、周防灘に浮かぶ姫島。
27日、村長が議会の開会直前に表明したのは今期限りでの引退の意向でした。
◆姫島村・藤本昭夫村長
「体の調子も若い時みたいじゃない。40年やったわけだから、やっぱり新しい風も必要ということでそういう判断で決断した」
1984年に初当選し、現在10期目の藤本昭夫村長。8期までは無投票当選でした。
2016年と2020年には選挙戦が行われましたが、いずれも新人を破って当選しています。
村長を務めること40年。任期満了は2024年11月25日です。
◆村民
「非常に残念だが長年姫島に貢献してもらったので、今後はゆっくりしてほしいと思っている」
全国町村会などによりますと、藤本村長は現職の市町村長の中で全国で2番目に在任期間が長いということです。任期満了に伴う村長選はことし秋に予定されています。
藤本村長が不出馬を表明したことについて佐藤知事は、在任中に特産のクルマエビの養殖などの産業を創出したことや、村職員のワークシェアリングなどで雇用を創出したことを踏まえ、「10期40年の長きにわたり、姫島村の発展に多大な尽力をいただいたことに心より敬意を表します」などとコメントしました。