「懐かしさと半分悔しいという気持ちも…」 戦中・戦後の歴史を伝える展示会 大分県立美術館で開催

2024年06月20日 18:30更新

大分県大分市の県立美術館では、戦中や戦後に生きた人々の苦労を今に伝える展示会が19日から始まりました。

この展示会は東京にある戦中・戦後の歴史を伝える3つの博物館が毎年合同で開催しているもので、60年前のパラリンピックのポスターなどおよそ120点が展示されています。

展示品の多くは大分が関係するもので、こちらの絵は宇佐市出身の漫画家が空襲被害を受けた銀座を舞台に食糧不足によるデモが行われている様子を描いたものです。

また、戦闘で足や腕を失った当時の元兵士が使った義手・義足のほか、義足を使って歩いた記録が書かれた歩行帳などを見ることができます。

◆訪れた人

「本当、懐かしいなと思いながら半分悔しいという気持ちも湧いた。皆さんに見てほしい」

この展示会は6月30日まで大分市の県立美術館で開かれています。

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