高崎山でサルの個体数調査始まる 適正管理が目的 大分
事故が相次いだホーバークラフトについて、大分空港側の発着場に土のうを設置する作業が完了し20日から訓練が再開されました。
◆TOS児玉直輝記者
「大分空港のホーバークラフト発着場では土のうが設置され、いまその横を3番船のTansoが船体を傾けながら通過していく」
ホーバークラフトは2023年11月の訓練開始以降、空港側の発着場で護岸やフェンスに接触する事故が相次いで起きました。
こうした状況を受けて運航会社は事故があった場所や操作が難しいとされるS字カーブ2か所などに。クッション材として300個の土のうの設置を決め、5月末から工事を進めてきました。
20日から空港側で訓練再開
その対策が完了したことから20日から空港側での訓練が再開。
およそ650メートルある航走路ではS字のカーブを通ってターミナルまでを行き来する手順が確認されました。
◆大分第一ホーバードライブ小田典史社長
「(航路の)中では1番難しい場所という認識なのでパイロットが1番精神的なプレッシャーを感じる場所ではある」
2024年秋の就航を目指している
そのため運航会社では今後空港側で、毎日6時間、操縦訓練をする予定です。
ホーバークラフトは2024年秋の就航を目指していて、訓練が順調に進めば8月以降から少しずつ運航を始めていきたいとしています。