カラスに襲われてテレビ局で保護されたフクロウ 別府の森へ飛び立つ 獣医師「ここなら安全」 大分
大分県内でもホタルが舞う幻想的な光景を見ることができる時季となりました。
各地の様子をお伝えします。
暗闇に浮かび上がるホタルの光。この時期ならではの美しい光景です。
県内有数の名所・佐伯市本匠を流れる番匠川でもこの日、家族連れなどがホタル観賞に訪れていました。
◆訪れた人
「子どもたちが見たいと言ってたので、連れてきました」
「かわいかった」
「星のようにきれいでした」
市の観光協会によりますと、2024年のピークは過ぎてしまったということですが、最盛期には無数のホタルが飛び交う幻想的な光景を見ることができたということです。
一方、中津市では先日、「全国ホタル研究会」が開かれました。
ホタルに関する発表などを毎年全国各地で行っているもので、今回、県内での開催は初めてです。
この中では中津南高校耶馬溪校の生徒が地元の小学生と一緒に、ホタルが生息しやすい環境を守るために取り組んでいる活動の報告などを行いました。
◆全国ホタル研究会会長遊磨正秀さん
「(ホタルは)なかなか気難しい生き物です。どこに行っても(ホタルが)見れるような、 そういう環境になってほしい」
また、中津市ではこんな取り組みも…
◆訪れた人
「光る虫」
◆カメラマン
「こちらで育ってるホタルはどういう水を使ってるか知ってる?」
◆訪れた人
「え?全く知らないです」
5日観賞会が行われたこの場所、実は下水処理施設です。
こちらでは生活排水をきれいに浄化できることを知ってもらおうと、ホタルの飼育を行っています。
◆訪れた人
「ホタルが無事に成長できるということは、すごくきれいな水になってるということですごくいい」
ホタルが飛び交うこの時季の美しい光景…環境を守り、将来にもずっとこの光景を受け継いでいきたいものです。