谷川俊太郎さん各地で追悼 大分県内でも園歌や校歌を手掛ける「大事に歌い続けて次の世代に繋げていく」
大分県別府市で開催された将棋の名人戦第4局についてです。
藤井聡太八冠と豊島将之九段の熱戦が繰り広げられ、温泉の街は将棋に沸いた週末となりました。
将棋の「名人戦七番勝負」。
3連勝中の藤井八冠と、ここから巻き返したい豊島九段の対局が行われたのは湯の街・別府です。
大一番を前に、今月17日に市内で行われた前夜祭で2人は次のように意気込みを語っていました。
◆挑戦者・豊島将之九段
「集中して悔いのない対局に出来ればと思っています」
◆藤井聡太八冠
「温泉で疲れを癒しつつ2日間、集中して対局に臨みたいと思っています」
2日間の対局が行われたのは「割烹旅館もみや」。
18日、先手の豊島九段が角道を開ける歩を突くと、後手の藤井八冠はお茶をひと口含んでから飛車先の歩を動かし静かに戦いが始まりました。
19日は市内2か所で大盤解説会が行われました。
また、解説会の映像は近くの温泉でも放映されました。
◆入浴する男性
「別府ならではで斬新」
決着がついたのは19日午後9時前です。豊島九段が95手で勝利し、藤井八冠の初防衛は持ち越しとなりました。
◆挑戦者の豊島将之九段
「5局目につながったので、そこが良かったと思う」
◆藤井聡太八冠
「すぐ(次が)あるので、気持ちを切り替えて頑張りたい」
惜しくも敗れた藤井八冠ですが、戦いの英気を養った勝負めしなどが注目されました。
こちらの「与八郎Cafe&Sweets」のアイスカフェオレも選ばれました。
◆TOS梅田雄一郎記者
「コーヒーの苦みとミルクのまろやかさが合わさって、とても深い味わになっています」
◆福岡から訪れた客
「きょう別府に旅行に来てるんで、いい機会なんで一緒の物を頼んだ」
また、藤井八冠が昼食に頼んだ「冠地鶏のかさね重」を提供する店でも早速、問い合わせが殺到していました。
◆四季彩銀ノ塔 山口慎市代表
「13時くらいから40件、50件は問い合わせがある。反響がすごい」
大熱戦となった別府での名人戦。
地域の活性化に大きくつながった2日間となりました。