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来年春卒業予定の高校生の就職採用試験が、ことしも9月16日に解禁されることになりました。
高校生の就職活動も売り手市場になっているということです。
大分労働局では高校生の就職活動を円滑に進めるために、毎年、県内の経済団体などを集めた会議を開いています。
11日、大分市で開いた会議では例年通り、ことしも求人は6月1日から、採用試験は9月16日からとすることを申し合わせていました。
毎年3月末時点の高校生の求人倍率の推移をみると、10年前は1.19倍でしたが、2019年に2倍を超えました。
コロナ禍で一時下がったものの、おととしから再び上昇し、去年は2.42倍でした。
ことしも1月末時点で2.58倍と高水準となっています。
人手不足を背景に、企業からの求人が増える一方、進学率の増加や少子化により、就職希望者数は減少していて、高校生の就職は「売り手市場」となっているということです。
大分労働局は、「求人が多いのはいいこと。イメージ通りの就職をして、定着して働けるよう支援していきたい」と話しています。